【高木彬光の刺青殺人事件】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８３年ルポライターの松下研三（大和田獏）は、取材した刺青コンクールの優勝者で大蛇の刺青を持つ女・絹枝（高田美和）とふとしたことから一夜を共にした。だが数日後、その絹枝が自宅マンションの浴室でバラバラ死体となって発見される。完全密室での犯行だったため、捜査は難航。そこで研三は、恋人・信子（叶和貴子）の兄・神津恭介（近藤正臣）に相談を持ちかける。密室の謎は難なく解けたものの、犯人はまだ特定できずにいた。

【影なき女】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８５年政財界の黒幕でサラ金社長の森島（滝田祐介）が宝石の取引中に殺され、二億円のダイヤが盗まれた。その場に同席していて、事件直後に姿を消していたマキと名乗る女（ＭＩＥ）が怪しまれたが、現場は完全な密室状態。インタビューのため現場に居合わせたルポライターの松下研三（大和田獏）は、大学教授で推理の天才・神津恭介（近藤正臣）に相談をしようとしたとき、マキとそっくりなモデルがテレビに映った・・・。

【魔笛に魅せられた女】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８５年外人墓地でフルートを吹いていた盲目の音楽家・柏木良一（佐藤仁哉）が、心臓麻痺で死亡した。やがて良一の妻・雪代（佳那晃子）、良一の妹・鶴子（田中こずえ）らの間で遺産争いが勃発するが、ほどなくして鶴子も謎の死を遂げてしまう。良一の死因に不自然な点があると睨んだ新聞記者の松下（大和田獏）は、大学教授にして名探偵の神津恭介（近藤正臣）に事件解決を依頼。だが良一の通夜の席、どこからかフルートの音色が響いた。

【初夜に消えた花嫁】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８６年名探偵・神津恭介（近藤正臣）の弟子・松下研三（大和田獏）が、世にも不思議な体験をした。伊馬笙子（中島ゆたか）と名乗る女性から「私の死体を土の中から捜しだして」と頼まれたのだ。死体は元恋人の家の庭にあるという。モダンバレエ界の有名ダンサーだった笙子は、１０日前の挙式後に失踪していた。警察は、笙子に金をたかっていた遠縁の男・伊馬庫之助（梅津栄）を事件関連で逮捕するが・・・。

【血ぬられた薔薇】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８６年新聞記者の松下研三（大和田獏）は出張の帰り、加山恵美（比企理恵）という娘とタクシーに同乗したものの、うっかりスーツケースを取り違えてしまう。しかも恵美のトランクからは、血の付いたナイフが出てきた。翌日、研三はトランクの交換に来た恵美の姉・百合（早乙女愛）を尾行することに。世田谷の大地主のもとに生まれた恵美と百合だったが、複雑な家庭環境が原因で血塗られた殺人事件に巻き込まれていく。

【私は殺される・・・】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８７年名探偵・神津恭介（近藤正臣）は、以前雑誌で対談した元女優の漆田香子（結城しのぶ）から、テレビドラマの制作発表に招待された。だが会見の途中で、主演女優の司ひとみ（寺戸千恵子）が拳銃で射殺されてしまう。ひとみの元恋人の犯行が疑われたが証拠がない。数日後、香子が恭介に電話で助けを求めてきた。慌てて家に駆けつけると、そこには血まみれで立ちすくむ香子と、プロデューサーの夫・道太郎の死体が転がっていた・・・。

【呪縛の家】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８７年インチキ投資グループの会長・卜部（根上淳）のもとに、一家皆殺しを予告する脅迫状が届く。卜部の三女・土岐子（大場久美子）は警察に相談するも、ろくに取り合ってくれない。そばで聞いていたルポライターの松下研三（大和田獏）は興味を抱き、神津恭介（近藤正臣）に調査を依頼する。その翌日の夜、長女の澄子（八神康子）が刺殺体で発見された。しかも数日後、今度は次女の烈子（増田葉子）が炎に包まれて殺害されてしまう。

【伊豆下田海岸に赤い殺意が走る】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９８８年神津恭介（近藤正臣）は大学教授にして名探偵。妹の恋人で新聞記者の松下研三（大和田獏）とともに、数々の難事件を解決している。ある日、研三が喫茶店でのインタビュー中、向かいの大手アパレルメーカーのビルで、社長の伊藤が死体となって発見された。研三から一報を受けた恭介は、殺された社長の息子・隆（新田純一）が自分と同じ大学に在籍していることを知り、早速本人に会うが、そこで思わぬ言葉を耳にする。

【こだま号遠隔マジック！？】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９９０年マジック愛好家でもある神津恭介（近藤正臣）は、マジックコンクールの審査員を頼まれ、妹の恋人・松下研三（大和田獏）らと一緒に会場へと向かった。ところが当日、出演予定だった水谷滋子（早川絵美）が姿を消した後に死体で発見され、続けて滋子の姉・佳子（栗原景子）、滋子の夫・良平（中尾彬）が何者かによって毒殺される。水谷家の莫大な資産を狙った連続殺人事件と思われたが、その裏には恐るべき復讐劇が隠されていた。

【白魔の歌】明智小五郎、金田一耕助とともに「日本三大名探偵」と称される名探偵・神津恭介を近藤正臣が演じた人気サスペンスシリーズ／１９９０年犯罪心理学者で名探偵の神津恭介（近藤正臣）は、妹の信子（森口瑤子）がツアーに参加する縁で旅行会社の創業１０周年記念パーティーに招待された。ところがその最中に、旅行会社社長の妹・綾子（阿曽靖子）が何者かに射殺される。犯人の手掛かりも掴めないまま、予定通りにパラオ島へ出発した信子がダイビング中に行方不明になったとの連絡が届き、恭介は信子の恋人・松下研三（大和田獏）とともにパラオへと向かう。